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2017年創業のコンサルティングファーム、ZEIN株式会社(以下、ZEIN)。社名の由来を「全員(ZEIN)」とするように、社員全員で一丸となってクライアントと自社の成長にコミットする、を理念のひとつに掲げるスタートアップ企業だ。その創業メンバーは、世界4大会計事務所や総合コンサルティングファーム出身というIT×コンサルの精鋭たち。同社は、競争の激しい業界のなかでどのような強みを持ち、未来の成長曲線を描くのか。コンサルティング事業部 ディレクター・桐谷平康(以下、桐谷)が、自身の経験から紐解いていく。


既定のキャリアでなく、チャレンジングな道へ


桐谷は大学卒業後、商社系SIerの日本ユニシス(現BIPROGY)に入社。インフラエンジニアとしてファーストキャリアをスタートした。3年後、外資系コンサルのEYアドバイザリー(現 EYストラテジー・アンド・コンサルティング)にジョインし、インフラ領域のコンサルタントに転身。2018年1月にZEINに入社し、現在はディレクターとしてプロジェクトをリードしている。順風満帆なキャリアを送ってきた桐谷だが、大手からスタートアップ企業への転職を考えたきっかけとはなんだったのだろうか。

「EYアドバイザリーでのキャリアは安定していました。日本ユニシスでのSI経験も活かしながら、コンサルティングマネージャーとして一つの大型プロジェクトに没頭していたのです。ところが、プロジェクトがひと段落してふと次のことを考えたときに、この会社で明確なキャリアビジョンが持てていない自分に気づきました。そうしたタイミングで、後にZEINの代表取締役CEOとなる、当時の上司の志賀野寛彦(以下、志賀野)から『会社を作るので一緒に来ないか』と声をかけてもらったのが、ZEINにジョインしたきっかけです。リーダーとしての志賀野の姿や立ち上げに対する想いに共感し、私も志賀野の率いるゼロベースのスタートアップ企業で、会社の成長に合わせて自分のキャリアを描きたいと思ったのです」

大きな裁量を持って働けることも魅力だった。ZEINでは桐谷に限らず、主体性が高ければ高いほど、プロジェクトの裁量の大きさも比例していく環境がある。現メンバーは、桐谷のように大手コンサル企業から転職してきた者から、国内SIer、事業会社から転職してきた者までさまざまな人材を抱えている。それぞれが今日までの経験を活かしながら、自身がリードしていく意識を持って、顧客の課題解決に取り組んでいるのだ。

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柔軟性とスピード感を活かした「バランス力」で、市場を勝ち抜く


ZEINのコンサルティングサービスの強みは、スタートアップ企業ならではの「柔軟性」と「スピード感」にある。IT戦略の策定からシステム導入、運用、改善までの一連の流れをワンストップで提供できる。例えば大手コンサルファームの場合、一つの案件を進めるためには多くのチェックや決裁が必要だが、ZEINはプロジェクトマネージャーにその裁量があるため、顧客ニーズに合わせてクイックな提案ができるという。

「まだ社会的なプレゼンスの低い弊社には、何らかの理由で他社に断られたRFP(提案依頼書)が届くことも多く、内容確認できた時点で、すでに提案までの期限が2週間しかない、ということもしばしば。そうしたタイトさにもめげず、私たちは他社の難色ポイントも含めて顧客ニーズをヒアリングし、ユーザーに訴求できるプランをスピーディーに提案、案件を立ち上げます。裁量を持てる環境だからこそプレッシャーもありますが、コンサルとしての力を伸ばしていけるのではないかと思っています」

経験値の高いメンバーが集うため、大手コンサルファームと遜色のない品質であることに自信を持っている。事実、他ファームや大手SIerも参加するコンペで、同社が案件を勝ち取ることも少なくない。一方、大手コンサルファームと比較してコスト優位性が高く、クライアントに寄り添った提案も可能だ。こうしたバランスの良さがZEINの強みになっている。

「はじめは訝しがっていたお客様の反応が180度変わるなど、喜びの様子を直に見られることも、今のコンサル業務のやりがいのひとつです。難易度の高いRFPに対して結果を出し、長期的なビジネスパートナーとして認めてくださった時には、この仕事をしていてよかったと純粋に感じることができます」

何気ないコミュニケーションから新たなサービスが生まれる


ZEINでは、普段の顧客とのコミュニケーションのなかから、新たなサービスが生まれる事例もあった。

例えば、近年セキュリティ強化の観点でも注目されているクラウドストレージ・サービス「BOX」のパートナーであるZEINは、そのマーケットで繋がりを持った顧客とのやりとりから、既存のShare PointやGoogle Driveなどを活用したまま、新たな情報管理のルールを策定するというコンサルティングサービスを創出した。

他にも、顧客との雑談をきっかけに、サイバー攻撃にも耐えうるセキュリティソリューションを構築・提供したことがある。こうしたサービスの立ち上げからプロジェクトをリードするのが、桐谷のようなマネージャー職だ。

「いわゆる計画立案、実行、運用という一連のシステム導入のなかでも、弊社のマネージャー職は自分の担当範囲を限定する必要がないのです。例えば、顧客と一緒にIT企画の策定からはじめてもいいし、システム構築から運用まで、ZEINのリソース(要員)をフル活用し顧客に提供するサービスの幅を広げることができます。希望によっては、自身のアイデアによって社内に新たなポジションを確立したり、新規事業やサービスを作ることも可能ですし、そうした事例も多数存在します」

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創業10期の節目を前に、社員のパフォーマンスを最大化する


ZEINは2027年の創業10期に向け、目標売上50億円を掲げた。これを達成するためには、リーダーシップを持ってチャレンジできる即戦力が必要だ。現在、ソリューションの組み立てやプロジェクト組成ができる、専門性を有した人材を求めている。さらに、デリバリー体制を強化するため、プロジェクトマネージャーや、チームリーダーという存在も募集中だ。

「どの業務でも、答えのない曖昧な物事に向き合わなくてはいけない場面が多々あります。そのようなシーンでも前向きに取り組んでいける方と、ぜひご一緒したいです。マネージャーやリーダー職を目指している方にも、過去にチームで働く経験などがあればきっとご活躍いただけます。また、私のように大手企業に在籍しながらも将来に悩む方、裁量を持ってプロジェクトを作り上げてみたい方にも、いい環境で働いてもらえるのではないかと思っています。弊社の強みである“タテヨコの連携力”を存分に活かして、パフォーマンスを発揮していただきたいです」

ZEINでは、そのカルチャーである「個々がリーダーシップを持ち、チャレンジする」という風土を根付かせていくために、メンバー間のフォロー体制や、ライフステージの変化に対応した福利厚生制度を含め、より働きやすい環境に向けた変化を続けていく。そうした環境で実現する一人ひとりの成長が、より顧客を満足させ、さらに会社のプレゼンスを高めていく。コンサルタントとして、唯一無二の“リーダー”としての成長が、ZEINのキャリアで得られるはずだ。

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Promoted by ZEIN | text by Nayu Kan | photographs by 後藤秀二 | edited by Mao Takeda