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ファッションとは、選ばれるものである。

そこにしかないストーリーや価値、トキメキを求めて、人は服やアクセサリーを選ぶ。ファッションの流行は変わり続けるからこそ、ビジネスには常に新しい課題がつきまとう。

ワールド・モード・ホールディングス(以下、WMH)は、そうしたファッション・ビューティー産業が持つ最前線のミッションに対して、最適な答えを導き出すことに長けた企業だ。

「人材派遣から始まったWMHは、企業やブランドと濃密に関わるなかでさまざまな悩みや要望を聞き、人材だけでは解決できない領域にも事業を拡大してきました。企業が成長していくたびに、また新しい課題が生まれます。その一つひとつに積極的に寄り添い、クライアントのビジネスを常に加速させる存在でありたいと思っています」

そう語るのは、WMHの取締役であり、人材事業を担うグループ会社iDAの代表取締役・堀井謙一郎だ。堀井自身、もとはライバル企業であった同業他社から転職した経歴を持つ。そんな彼に、ファッション業界ならびにWMHが選ばれ続けるためのスピリットを問う。

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販売職のサポートをきっかけに、人材事業へ


堀井がファッション業界に身を捧げる原点となったのは、1つ目の会社で販売員の仕事ぶりに感銘を受けたからだった。大学卒業後、新卒で業界大手のアパレルメーカーに入社。そこで百貨店付きの営業職として5年働くなかで徐々に販売職の存在に感化されるようになる。

「似たような商品を売っていても、販売員さんによって全く売上げが違う。ファッション業界はこの人たちによって支えられているんだと強く実感したんです。それから、これだけ熱心に働いている販売員さんをサポートする仕事がしたいと思うようになりました」

販売職に派遣スタッフを活用し始めた頃、人材派遣事業のリーディングカンパニーにヘッドハンティングされ、販売職の派遣事業を立ち上げた。長きにわたり同社でファッション業界の人材派遣事業に取り組んだが、会社も大きくなるなかで、自分がやりたいことと会社の方向性にズレが出てきたという。そんな折に、当時WMHおよびiDAの社長であった加福真介から声がかかった。

加福とは、以前からライバル企業でありながら半年に一度は会って、業界の課題や派遣法の改正などに関する意見交換をする戦友だったという。

「尊敬していたからこそ加福さんには絶対に負けたくないという気持ちで取り組んでいましたが、今後のことを悩んでいたときに『一緒にやろうよ』と誘っていただいたので、心が動きました。WMHのビジョンに共感するとともに、ファッション業界における人材派遣事業に特化したこの会社なら『販売職の社会的な地位向上』をめざせると思ったんです」

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ファッション業界で働く人の生涯キャリアを支援


堀井が現在取り組んでいるミッションのひとつが、販売職を中心としたファッション・ビューティー業界就業者の「生涯キャリア」を支援することだ。特に業界の最前線を支える販売職は女性のスタッフが多く、結婚や出産といったライフステージの変化から離職してしまう事例も多い。

「結婚や出産後に復職しづらいのは、戻って活躍する自信をなくしてしまうという理由があるようでした。そこで私たちは『iDAバイト』という短期間勤務希望者向けの仕事マッチングサービスをローンチしました。時間に制約のある求職者に向けて、短期・単発のお仕事を紹介するプラットフォームです」

長期的に働くことができなくても、単発のバイトで仕事が続けられる選択肢を提供することで、この業界につなぎとめ、キャリアの継続を支えることができる。そもそも、こうした事業に挑戦する堀井が販売職に感じている「凄み」とはなんなのか。

「販売職のみなさんは、接客で培われた圧倒的なコミュニケーション能力と、常に売上げ目標を意識する中で身につけてきた向上心があります。こうしたスキルは販売員特有で、どこに行っても活躍できると思っています。販売職は20代の仕事だというイメージを持たれがちですが、そこから幅広いキャリアを築いていけるということを伝えていきたいです

さらに、経営やマーケティングのような専門的知識やスキル、経験を必要とする企業と人材をマッチングさせ、業務委託で専門性を提供する「顧問」「プロ」といったサービスも展開。業界でのキャリアを生かした多様な働き方を支えている。

また、業界での生涯キャリアという点では、自社の社員も例外ではない。

「実はWMH自体、女性社員の復職率が100%近くとなっています。同じ地位に戻りたいという人もいれば働き方を変えたいという人もいる。一人ひとりと向き合いながらキャリア形成のサポートをすることが大事なのだと改めて実感しています」


チャレンジングな場所でこそ輝ける人に期待したい


堀井がWMHに入社して気づいたことのひとつは、「人材」に特化しているだけでは業界の課題に応えられないということだった。最初は人材派遣事業から始まったWMHも、企業の成長に寄り添いたいという思いのもと、教育や店舗運営代行、空間デザイン、マーケティング、そして海外進出といった新しい展開にもコミットしてきた。

現在のWMHが求めているのも、業界の変化に柔軟に対応し、企業課題に寄り添って新たなソリューションを創出していける人材だという。

「WMHは国内6つのグループ会社に加えシンガポールやオーストラリアといった海外5カ国にも拠点を置いているので、いわゆる大きな会社で事業も保守的になっているというイメージを持たれがちです。しかしそんなことはまったくないんです。

むしろアグレッシブで、多様な業界から集まったプロフェッショナルたちがクライアントと向き合いながら、どんどん新しいビジネスを生み出しています。こんな会社だからこそ、変化を楽しみ、夢を持って業界の改革に取り組める人と一緒に働きたいと思っています」

現在は、国内・海外でのさらなる事業拡大を担う即戦力となる人材を求めてWMHはリクルーティングに取り組んでいる。具体的には、多様なソリューションを持つ6つのグループを横断して店舗の課題に応えていく「営業統括」、グループのテクニカル戦略を担う情報システムの「テクニカル戦略マネージャー」、シンガポールの地域統括本部で海外事業拡張を担う「国際事業統括本部 サブマネージャー」を募集中だ。

「どのポジションにも共通しているのが、なにか既存のビジネスモデルに則って課題解決するのではなく、クライアントと深く接するなかで新しく出てきた悩みや要望に応えていく点です。グループが提供できるソリューションはたくさんあるので、それをどう活用し、業界や企業に対して新しい価値を生み出せるかが肝です。

ファッション・ビューティー領域においては、インバウンド対応やサステナビリティ対応など1社だけでは解決できない課題がたくさんあります。だからこそ我々は、企業を横断してファッション業界全体を盛り上げていく、そのハブの存在でいたいと思う。特に『人材』は、人材インフラと言われるようにすべてのビジネスを生む基盤なので、この業界で働くすべての人に選んでいただける存在になれるように成長し続けたいと思っています」

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文・原 航平 写真・尾藤能暢 編集・竹田磨央
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