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就活の目的とは。

この問いに対して、ほとんどの就活生が「内定をもらうこと」と答えるだろう。しかし本当にそうなのか。厚生労働省が2021年10月に発表したデータによると、2018年の新規大卒就職者の入社後3年以内の離職率は31.2%にも及んでいる。現代の日本は終身雇用制度が崩れたとはいえ、3人に1人がせっかく苦労して手に入れた内定を早々に手放しているのだ。こうした事実こそが、目的を見誤ってしまった就活生が多くいることを表している。

では改めて問う。就活の目的とは。

「自分が将来やりたいことを見つけ、その先に社会で活躍し、豊かな人生を送るため」。NINJAPAN株式会社 Abuild就活 サクセスサポートの中村達哉(以下、中村)と山﨑慶勝(以下、山﨑)は、そうきっぱりと断言する。

今、学生たちに高い支持を集める新卒専門のキャリア構築サービス・Abuild就活で、トレーニー(受講生)たちに寄り添い、「自分がやりたい・なりたい」ことを見出し、志す業界・職種・企業へと導くサクセスサポートに従事する2人が今回の主役だ。

彼らにAbuild就活の強み、サクセスサポートの業務内容とやりがい、そして今後のビジョンについて聞いた。

独自の戦略性と育成モデルで就活生を成功へと導く


Abuild就活を受講するトレーニーはまず、2時間の無料カウンセリングを受けることから始まる。

カウンセラーが性格や特性を見極め、どんな課題や悩みを抱えているのか、さらには将来どんな道に進みたいのかなどのヒアリングを実施。その後オリエンテーションを経て、コーチとのマンツーマン指導のもと、トレーニーは通常3か月間のカリキュラムで自走できる能力を身に付けていく。さらにカリキュラム修了後もESアドバイザリーや就活対策講座、ビジネス戦闘力を高めるための特別トレーニング講座など多くのプログラムを受けることができ、山﨑をはじめとするサクセスサポートチームが内定獲得まで併走し続ける。

Abuild就活の最大の強みについて中村は「戦略性と育成モデル」だと言う。

戦略性とは、独自のメソッドによって構築されたプログラムの数々を指す。その1つがAbuild戦略特訓シートだ。2,000以上にも及ぶ質問や様々なフレームワークを活用した項目で分析・研究をすることで自己理解を深め、業界・職種・企業に対する解像度を上げていく。さらに企業視点でPRポイントを整理することにより「相手に自身の魅力を届ける」力を磨く。また、入社後も活躍できる人財へと成長させるビジネス戦闘力養成プログラムにも力を入れている。

「企業分析では、採用ページに記されている情報だけではなく、ビジネスモデル理解や財務分析をはじめとする多角的な視点から企業を捉えたオリジナルの企業分析フォーマットを作成しています。独自のシートに取り組むことで、より深い企業理解が進みます。さらに、自身の考えや経験、主観を加えるワークを通じて企業で活躍するイメージやビジョンの一致を伝えることができます」(中村)

一方の育成モデルは、マネジメント×コーチング×トレーニングの三方からのアプローチによって構築。マネジメントにより目標達成のために必要な行動を習慣化し、コーチングで自己形成、および理想のキャリアを得られるための成長を導き、トレーニングによって社会で活躍できるビジネス戦闘力を備える。この3つを並行させていくことが、Abuild就活独自のメソッドである。


細やかなケアでトレーニーとコーチの良好な関係を支える


サクセスサポートはトレーニー1人ひとりに合ったプログラムを作成すると共に、コーチの選定が大きな役割の一つでもある。


山﨑慶勝 Abuild就活 サクセスサポート

「トレーニーが志望の業界へと就職できるコーチをアサインすることはもちろん、トレーニーの性格に寄り添いながらコミュニケーションを構築できるコーチをしっかりと見極めることを大切にしています」(山﨑)

コーチ選定後の細やかなケアも彼らの重要な業務だ。コーチとのコミュニケーションについての相談、コーチから出される課題への取り組み方、就活状況の進捗管理、さらにはモチベーション向上やメンタル面で抱えている悩みなど、トレーニーと密にコミュニケーションを取り、理想のファーストキャリアを実現できるよう努める。

トレーニーとコーチをつなぐバランサーであるサクセスサポートは、Abuild就活を成功へと導く立役者でもあるのだ。

自分自身で考え、行動することで不安は自信に変わる


「Abuild就活のプログラムは2,000以上の項目からなる戦略特訓シート、E-learning講義、日々のタスクマネジメントなど、目標を必ず達成するためのハードなトレーニングになっている」と中村は話す。しかしだからこそやり遂げ、志望の企業から内定を勝ち取った時の達成感は計り知れない。

「本気で取り組み掴んだ成功体験は、社会人になってからも必ず役に立ちます。そして将来、過去を振り返った時に、就活が人生で得た最高の経験の1つになっているはずです。この体験を1人でも多くの学生にしていただきたい。大変なプログラムではありますが、我々と一緒にやり切れるモデル設計になっています」(中村)

なかには思うように進められず、立ち止まってしまいそうになる者もいる。そんな時もサクセスサポートは、コーチとは違った視点で手を差し伸べる。

「トレーニーによって対処方法は異なりますが、悩みが顕在化するまでの要因を整理した上で悩みの原因を突き止めます。そして問題に対し、どのように行動すべきかを共に考え、自らの意志で選択をしてもらいます。そうすることで問題が解決するだけでなく、その後のプログラムを進める中でも自分で判断と決断ができるように成長できます。結果、不安は自信に変わり、積極的に物事に取り組んでいくことで、自信が確信に変わるという好循環を生むのです」(山﨑)

山﨑は先日入会した学生の言葉に驚かされたと言う。

「その学生がAbuild就活への入会を決めたきっかけを、すでに受講している友人の変貌を目の当たりにしたからだと話してくれました。Abuild就活を始めたことで、自信に満ち溢れるようになった友人を前に、劣等感と焦りを覚えたと。我々が提供するAbuild就活を通して、トレーニーはもちろん、その成長をきっかけにトレーニー以外にも影響を与えることができていることをとても嬉しく、誇りに感じました」(山﨑)

Abuild就活の出身者が、未来の日本経済を牽引する


山﨑にやりがいは何かと尋ねると、忘れられないエピソードと共に自身の信念について語ってくれた。

志望していた自動車メーカーの内定を勝ち取った学生から、「山﨑さんのような面白い社会人に出会えてよかった。そして仕事ってすごく楽しそうだなと思わせてくれました」と言われたことだ。

「人に影響を与えられる人間になりたいと常々思っていたので、すごく嬉しかったです。誰もが最初は就活や社会に出ることに不安を抱いています。そんな中、努力をして自分の未来を切り開き、仕事が楽しみと巣立っていく。トレーニーの成長した姿と向き合えることに、サクセスサポートとしての大きなやりがいを感じています。今後も寄り添いながら、彼らの就活が“人生で最高の経験”となれるようなサービスを提供できるよう、私自身も成長していきたいです」(山﨑)


中村達哉 Abuild就活 サクセスサポート

最後に、NINJAPANとしての今後の展望を聞くと、中村は力強く答えた。

「将来的には、Abuild就活で育ったトレーニーたちが社会で活躍し、日本経済をリードする人財になっていただきたいというのが、社の総意です。そのためにも、サービスのさらなる充実を図っていきます。就活を成功させることはもちろん重要ですが、それだけではなく、コミュニケーションスキルや思考力の強化、ビジネス知識の習得といった、社会に出てからも役立つビジネス戦闘力が身に付くサービスを今後も展開していきます」(中村)

サービス開始からわずか2年で、多くの就活生たちを名だたる企業に次々と送り出しているAbuild就活。その躍進は、常に冷静沈着で物事を俯瞰で捉えられるサクセスサポートの存在があってこそ。

Abuild就活のノウハウは、就活生だけが対象ではなく、今後さらなるビジネスモデルを創り出す可能性も秘めている。それがどんな形となるのか。NINJAPANの新たな展開にも期待したい。

文・河合哲治郎 写真・斎藤大地
編集・大藤文(CRAING)

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