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工業製品にもサービスにも、日本には世界に誇れる高い品質がある。その品質の源泉の一つにあげられるのが「人」。会社の構成員としての人材ではなく、品質の向上と維持に不可欠な経営資源としての「人財」だ。

そんな「人」をビジネスの核と捉え、成長を続ける企業がある。中古車販売をコアにトータルカーライフサポートを提供する、トップランクだ。

同社では、「いかなるときも人を大切にする企業でありたい」という理念のもと、社員の採用と育成に注力。2016年からは、自社で育て上げた整備士や営業職の社員をコンサルタントに起用し、自動車人財の転職支援などを行う人財事業を開始した。

それから6年が経った2022年、業界全体の活性化に貢献したいとの思いから、同社は人財事業のみならず、企業の経営改善支援を包括的に行うソリューション領域にまで事業を拡大している。

人財事業とソリューション事業、いずれもベースには人への想いがあるという。同社が目指す未来を、二人のキーパーソンに聞いた。


命に直結する車両整備。その任務にあたる人財を大切に育て、キャリアも支援する


近年、特に若い世代は、「快適に働けるか」「自分の時間を確保できるか」を仕事選びで重視する傾向にあり、自動車業界ではそのあおりを受けて整備士不足が問題になっている。

「若い整備士が不足する一方、高齢化が進んでいます」と、トップランクで人材採用にあたってきた谷口翔一は語る。商社、そして上場企業の人事部でキャリアを積んだ谷口は、この業界に転職して「雇用環境や福利厚生の意識が低いこと」に驚かされた。

「現場は『こういうもの』という認識が全体に蔓延しており、何か手を打たなくては負のスパイラルから抜け出せません。整備士は、人の命を守る重要な仕事。しかし業界外には整備士という仕事の真の価値が伝わっておらず、その数も減り続けています。

当社では整備士の環境を改善し、休日を取りやすく、福利厚生を充実させ、キャリア支援の仕組みも構築してきました」(谷口)

成果の象徴にあげたのがトップランクで働く整備士の平均年齢だ。ディーラーを除く整備工場の整備士の平均年齢が50歳超といわれる中、トップランクは30代。整備士の採用では社員からの紹介も増えており、自分の職場を自信を持って紹介できる環境が整っている証だと、谷口は語る。

同社では企業理念として「人を大切にする」を掲げており、そこには代表の五十嵐の思いやパッションが大きく影響している。

「五十嵐には、20代の時に整備士をしていた時期がありました。そこから買取、販売、保険など、領域を横断してトータルカーライフサポートを提供するようになった現在まで、『ずっと自動車業界に育ててもらった』と口にすることが多い。その実体験を形にしたのが人財事業です。

人を育て、大切にして、培ったノウハウを伝える。それを理解して実践する人が、また同じ人財を生み出す。この連鎖が業界全体の価値を高めていきます。それは、社員をはじめお客様、同じ業界で働く整備士や営業職など、クルマという事業を通して当社に関わるあらゆる人々が輝く環境をつくりあげたいというトップランクの信念です」(谷口)

トップランクの求人・採用情報を掲載しています谷口翔一


「伴走者」として、経営改革を総合支援する


そうして立ち上がった人財事業部は、人材紹介に加えて経営手法で自動車業界を活性化するために、2022年2月、ソリューション事業部へと進化を遂げた。

現在、同事業部で部長を務める天神さおりがトップランクに入社したのは、2016年。それまでは中南米でODAに携わっていたキャリアの持ち主だ。日本人が一人しかいない小さな島でのプロジェクトも経験し、「仕事に向き合う意識も含めて鍛えられました」と当時を振り返る。

「小規模ODA案件を経験したくて南米へ行きました。予算1000万円ほどの学校建設など小規模案件で、調査から契約、建設、フォローまで、一貫して関わることで事業の推進の仕方やマネジメントの方法を学びました。その経験は今の仕事にも大いに役立っています」(天神)

当時は、韓国車、中国車の存在感が現地で年々高まっていた時期でもあった。その光景を目の当たりにした天神は、「日本の経済成長を牽引した自動車業界はどうなるのか。当事者としてかかわり、変化を見続けたい」と考え、トップランクの展望に自分の思いと目線を重ねた。

当初は経営企画で新規事業の立ち上げを模索し、その柱の一つとして天神が取り組んできたのが人財事業だった。ここから火をおこし、変化を生み出せば、業界全体の活性化につながる──。漠然とではあるが、確信に近い手応えを感じていた。

現在、ソリューション事業部は、人財と経営改善の側面から企業の課題解決を複合的に図るソリューションを提供している。人財支援サービス「クルマヤドットネット」は、整備士に特化した人材紹介、マッチングサービスだ。大手損保会社との提携を通じて全国に展開している。

また、「人への想い」により現実的なアプローチを加えたものが、経営改善支援を行う「クルマヤプラス」だ。天神は言う。

「人材確保だけが企業の課題ではないと気付いたんです。企業が利益を伸ばすには、売上を上げるかコストを下げるか、しかありません。中でも、バックオフィスのDX化はコストの最小化に直結するソリューションですが、整備工場は日々の仕事だけで精一杯。どう情報収集し、どう進めるべきかわからない経営者も多いのが現状です。

当社では、代表の五十嵐が『安定は衰退の始まり』と常に謳い、自ら学びDX化に取り組んで来た経緯があります。その経験をソリューションとして提供できないか。人財と経営改善、両面から支援することに意味があり、事業成長、経営改革の伴走者となれるサービスを展開したいと考え、クルマヤプラスが生まれました」(天神)

システム開発はコスト削減を目的に導入されることも多いが、そのためのコストも必要になる。そこに助成金や補助金を提案するなど、あらゆる面から経営者を支援できるサービスを揃えたのがクルマヤプラスだ。

業界では前例のない取り組みだが、「現状に危機感を持つ経営者は多く、想像以上の反響をいただいています」と天神は語る。

トップランクの求人・採用情報を掲載していますソリューション事業部 部長 天神さおり


社員全員が「最も輝ける」場をつくりたい


ソリューション事業は、トップランクが自社の経営や人事に取り組む中で培った経験をベースに展開しているのが特徴だ。座学ではなく、現実的で具体的なノウハウが背景にあるからこそ、成果につながりやすい。では社内の人事、キャリア支援では、どんな取り組みを行っているのだろう。

「新卒も中途も、採用に際しては『その人が最も輝ける場を一緒に考える』というスタンスです。その一環として入社後のキャリア支援も重要で、具体例の一つに『Will』(ウィル)という取り組みがあります。

社員と指導する立場の者が定期的に面談を行い、キャリア相談、目標設定と評価を繰り返すことで、なりたい自分になれるように支援するのが狙い。また、関心を寄せる部門への異動願いを出せるキャリアFA制度も設けています」(谷口)

実際、整備の仕事から営業へ、営業から経営管理へといったキャリアチェンジも生まれている。個々の社員が意識高く仕事に向き合い、キャリアを自分で掴み取る機運を醸成するためには、「会社が掲げるミッション、ビジョン、バリューの共有が欠かせない」とも谷口は言った。

では、二人はそれをどう解釈し、日々の仕事に反映しているのか。

「上辺だけの仕事はしない。どんな仕事もどの瞬間も、つねに100%真剣に向き合うようにしています。それが個人の成長、そしてMVVの体現につながるはずです」(天神)

傍らで頷きながら、谷口は「義理と人情」という表現を使った。

「若い頃は教えてもらう、与えてもらうことを当たり前だと思いがちですが、自分から与え、還元しなければ、本当の価値を得られないし、人間関係も築けません。

義理と人情を持って目の前の人に向き合う。その意識を大切にしてほしいし、人との関係が密になるほど、ワクワクする仕事ができるようになる。全員がそうやって仕事に向き合うことがMVVの体現につながると思いますし、伝えるようにしています」(谷口)


機会を逃したくない。重要なのは前向きに挑戦すること


今後について、ソリューション事業は「自動車事業との相乗効果」がベンチマークの一つだと天神は語った。トップランクは日本全国を視野に、各地域で活躍する整備工場などと自動車売買を共同で実施していくスキームを構築している。

「大きな変革期を迎えている自動車業界ですが、古き良き文化は踏襲しながらも、俗人的でアナログな悪しき文化は変えないといけない。だからこそ、新たな考え方や仕組みの導入やビジネスチャンスの獲得などが重要で、私たちがそのきっかけになれば嬉しいです。

ソリューション事業と自動車事業でシナジーを創出し、「売上増加」「コスト削減」「人材確保」、すべての面で経営をサポートすることでWin-Winのサイクルをまわし、一緒に成長していきたいですね」(天神)

今後、外国人採用の重要性がさらに増していくと思われる中、トップランクでは海外人材の活躍を促すスキームづくりにも注力している。同社ではこれまでにも、留学生整備士の就職支援や技能実習生に対する教育などに取り組んできたが、既存制度に加え、新たな「人材還流プラットフォーム」の構築に向けたプロジェクトが、JICAの事業として採択された。

「企業が安心して外国人を採用できる環境を整え、外国人が安心して働ける場所を自ら選択できる仕組みをつくりたい。

日本で経験を積んだ外国人が母国に帰り、自動車業界を牽引する存在へ。将来的には、そんなふうに人材が還流するスキームとなり、業界全体の活性化に繋がれば、五十嵐の目指す『業界への貢献』になると思います」(天神)

その実践に向けて、トップランクにも新たな人財を迎え入れる必要があるが、どんな人を求めているのか。天神は、自身が20代で中南米に渡った頃を思い出し、「日本を離れる不安より、やりたいことに踏み出さず、機会損失を後悔するほうが怖かった」と語る。

「ソリューション事業での取り組みも、今しかできない挑戦であり、未知のものとの出会いを楽しめる、前向きなメンタルを持った人と働きたいですね」(天神)

挑戦を楽しむメンタルには、谷口も首肯する。

「トップランクは良い意味で型にはまらない会社で、これからも新しい事業に挑戦していきます。柔軟な発想を持って目の前のことに全力で取り組み、キャリアを自分で掴み取るアツさを持っている人。今後もあらゆる人が輝ける舞台は整えていくので、チャレンジ精神旺盛な人を求めています」(谷口)

挑戦を楽しみ、自ら貪欲にキャリアを切り拓いていく人財。そんな人財との出会いが、自動車業界の変革を促すトップランクの挑戦を、成功へと導くのだろう。

文・小野塚久男 写真・小田駿一

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