「君の話にスパーク(閃き)を感じたよ」
世界三代投資家であるジョージ・ソロスからそんな言葉をかけられた男は、一代で日本屈指のインベストメントカンパニーを築き上げた。
彼は後継者たちの育成に励み、想いのバトンを渡している。託された者たちは、日本、いや世界の未来をより良きものとするため、"未来"への投資を進めている。
1989年に創業、日本の独立系インベストメントカンパニーとして初の上場......知られざる隠れた名企業、スパークス・グループの真髄にぜひ触れてほしい。
Core
01
Pioneering
02
Inheritance
03
Operation
04
「ハッピー」を生み出す事業にこそ投資を──ソロスを原点、バフェットを手本とする男の流儀
ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャースに並ぶ世界三大投資家、ジョージ・ソロスにこう言わしめた男、阿部修平。彼が1989年に設立したスパークス・グループは、資産運用会社として日本で初めて株式上場を果たす
はじまりは復興支援、そして宇宙事業へ──次世代に「宝物」をつくる、未来志向ファンドの情熱
代表取締役副社長を務める彼は、同社グループ各社が組成・運用する複数のファンドの牽引役。担当領域は宇宙やエネルギーのほか、知能化技術やロボティクス、新素材など多岐にわたり、いずれも「よりよい未来をつくること」が目的だ
大切なのは調和、そして貢献──23年間で2000社超を取材した男が説く、唯一無双の投資哲学
「マクロはミクロの集積である」という投資哲学の下、ボトムアップ・リサーチを徹底してきた藤村。彼のファーストキャリアは意外にも、過去の株価データや企業業績の推移などを利用し、株式運用へ活用するクオンツアナリストだった
会計のプロが見つけた、数字では「表すことのできない」理想郷──真の企業価値とは
17年間で、数字には表れない組織、人、ブランドの力を思い知ったと語る彼。スパークス・グループを再度、成長軌道にのせ、今は伝承にも手をかけるグループCFOであり、組織づくりを担う峰松の足取りに迫る